強心薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第78問

強心薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a 強心薬については一般に、5~6日間使用して症状の改善がみられない場合には、心臓以外の要因も考えられる。b 苓桂朮甘湯には、強心作用を期待してシンジュが含まれている。c ゴオウは、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。d 一部の強心薬では、小児五疳薬の効能・効果を併せ持つものもあり、リュウノウは、中枢神経系に作用し、鎮静作用等を期待して配合される。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(c)です。 【(a)正しい】 強心薬については一般に、5~6日間使用して症状の改善がみられない場合には、心臓以外の要因、例えば、呼吸器疾患、貧血、高血圧症、甲状腺機能の異常等のほか、精神神経系の疾患も考えられるとされています。 【(b)誤り ―― 苓桂朮甘湯に強心作用が期待される生薬は含まれません】 苓桂朮甘湯は、体力中等度以下で、めまい、ふらつきがあり、ときにのぼせや動悸があるものの立ちくらみ、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏に適すとされます。強心作用が期待される生薬は含まれず、主に利尿作用により、水毒の排出を促すことを主眼とします。
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【(c)正しい】 ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされます。 【(d)誤り ―― リュウノウは「気つけ」を期待して配合されます】 一部の強心薬では、小児五疳薬や胃腸薬、滋養強壮保健薬等の効能・効果を併せ持つものもあります。前半は正しいのですが、リュウノウは、中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して用いられる成分です。鎮静作用等を期待して用いられるのはシンジュです。

出典:登録販売者試験 令和6年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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