痒み、腫れ、痛み等を抑える外皮用薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第88問

痒み、腫れ、痛み等を抑える外皮用薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a ヒドロコルチゾン酢酸エステルは、末梢組織(患部局所)における炎症を抑える作用を示す。b ハッカ油は、皮膚に温感刺激を与え、末梢血管を拡張させて患部の血行を促す効果を期待して配合される。c 酸化亜鉛は、患部のタンパク質と結合して皮膜を形成し、皮膚を保護する作用を示す。d フェルビナクは、内服で用いられる解熱鎮痛成分と異なり、喘息の副作用を引き起こす可能性がないため、喘息を起こしたことがある人でも避ける必要はない。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(c)です。 【(a)正しい】 ヒドロコルチゾン酢酸エステルなどのステロイド性抗炎症成分は、外用の場合、末梢組織(患部局所)における炎症を抑える作用を示し、特に、痒みや発赤などの皮膚症状を抑えることを目的として用いられます。 【(b)誤り ―― ハッカ油は「冷感刺激」】 ハッカ油は、メントール、カンフル等とともに、皮膚表面に冷感刺激を与え、軽い炎症を起こして反射的な血管の拡張による患部の血行を促す効果を期待して、また、知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して配合されます。皮膚に温感刺激を与えるのは、カプサイシン、ノニル酸ワニリルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル等です。
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【(c)正しい】 酸化亜鉛は、患部のタンパク質と結合して皮膜を形成し、皮膚を保護する作用を示します。患部が浸潤又は化膿している場合、傷が深いときなどには、表面だけを乾燥させてかえって症状を悪化させるおそれがあり、使用を避けることとされています。 【(d)誤り ―― 喘息を起こしたことがある人では使用を避けます】 フェルビナクなどの外皮用の非ステロイド性抗炎症成分は、内服で用いられる解熱鎮痛成分と同様、喘息の副作用を引き起こす可能性があるため、喘息を起こしたことがある人では、使用を避ける必要があります。

出典:登録販売者試験 令和6年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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