口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…
主な医薬品とその作用 第69問
口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a デカリニウム塩化物は、喉の粘膜を刺激から保護する成分として配合されている場合がある。b ヨウ素の一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に移行するため、妊娠中に長期間にわたって大量に使用された場合には、胎児にヨウ素の過剰摂取による甲状腺機能障害を生じるおそれがある。c アズレンスルホン酸ナトリウムは、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合されている場合がある。d グリセリンが配合された含嗽薬については、口腔内に傷やひどいただれのある人では、強い刺激を生じるおそれがあるため、使用を避ける必要がある。
- (1)(a,b)
- (2)(a,c)
- (3)(b,c)
- (4)(b,d)
- (5)(c,d)
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(b)(c)です。
【(a)誤り ―― デカリニウム塩化物は「殺菌消毒成分」です】
デカリニウム塩化物は、セチルピリジニウム塩化物やベンゼトニウム塩化物と同じく、口腔内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させたり、その増殖を抑える殺菌消毒成分です。喉の粘膜を刺激から保護する局所保護成分として配合されるのは、グリセリンです。
【(b)正しい】
妊娠中に摂取されたヨウ素の一部は血液-胎盤関門を通過して胎児に移行するため、長期間にわたって大量に使用された場合には、胎児にヨウ素の過剰摂取による甲状腺機能障害を生じるおそれがあります。摂取されたヨウ素の一部は乳汁中にも移行します。
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【(c)正しい】
アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合されている場合があります。
【(d)誤り ―― これは「クロルヘキシジングルコン酸塩」の注意です】
口腔内に傷やひどいただれのある人では強い刺激を生じるおそれがあるため使用を避ける必要があるのは、クロルヘキシジングルコン酸塩が配合された含嗽薬です。グリセリンは喉の粘膜を刺激から保護する成分です。
出典:登録販売者試験 令和7年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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