次のうち、非ステロイド性抗炎症成分として、正しいものの組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第56問

次のうち、非ステロイド性抗炎症成分として、正しいものの組み合わせはどれか。a デキサメタゾンb ウフェナマートc ケトプロフェンd ピロキシリン

正答 (3)
正答は (3)。非ステロイド性抗炎症成分に当たるのは(b)ウフェナマートと(c)ケトプロフェンです。 【非ステロイド性抗炎症成分とは】 ステロイド骨格を持たない抗炎症成分をまとめてこう呼びます。外用の鎮痛消炎薬や、内服の解熱鎮痛薬に広く用いられます。 【(b)ウフェナマート ―― 正しい】 ウフェナマートは非ステロイド性抗炎症成分で、皮膚の炎症(湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれなど)に対して用いられます。炎症を生じた組織に働いて、細胞膜を安定化させるなどの作用によると考えられており、他の非ステロイド性抗炎症成分と比べて作用の仕組みがやや異なります。副作用として、刺激感(ヒリヒリ感)、熱感、乾燥感が現れることがあります。
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【(c)ケトプロフェン ―― 正しい】 ケトプロフェンは非ステロイド性抗炎症成分で、プロスタグランジンの産生を抑えることにより、筋肉痛、関節痛、腰痛、打撲、捻挫などの鎮痛消炎を目的として用いられます。  ケトプロフェンで特に注意すべき点  光線過敏症が現れることがある。  貼付部を紫外線に当てないよう、戸外活動を避け、貼付部を衣服やサポーターで覆う。貼付剤を剥がした後も当分の間は同様にする  チアプロフェン酸、スプロフェン、フェノフィブラート、  オキシベンゾン、オクトクリレン(化粧品や日焼け止めに含まれる成分)でアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しない  喘息を起こしたことがある人は使用しない  妊婦は使用を避ける 【(a)デキサメタゾン ―― 誤り。ステロイド性です】 デキサメタゾンはステロイド性抗炎症成分です。副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)と共通する化学構造を持つ化合物で、外用では末梢組織における炎症を抑えます。ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン酢酸エステル、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルなども同じ系統です。  ステロイド性抗炎症成分の注意点  広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎を対象とするものではない  感染を悪化させるおそれがあるため、  水痘、みずむし、たむし、化膿している患部には使用しない  外用の場合、コルチゾンに換算して1グラムまたは1ミリリットル中に  0.025ミリグラムを超えて含有する製品では、長期連用を避ける必要がある 【(d)ピロキシリン ―― 誤り。皮膚保護成分です】 ピロキシリン(ニトロセルロース)は、創傷面に薄い皮膜を形成して保護する成分で、いわゆる液状の絆創膏に用いられます。抗炎症成分ではありません。なお、傷口が化膿している場合や、患部が広範囲な場合には使用を避けることとされています。

出典:登録販売者試験 令和3年度(北海道 公表問題)出典元ページ

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