免疫、アレルギー(過敏反応)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第6問

免疫、アレルギー(過敏反応)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 免疫は、細菌やウイルスなどが人体に取り込まれたとき、人体を防御するために生じる反応である。b 医薬品の有効成分だけでなく、基本的に薬理作用がない添加物も、アレルギーを引き起こす原因物質になり得る。c アレルギーには、体質的・遺伝的な要素はない。d 医薬品の中には、鶏卵や牛乳を原材料として作られているものがあるため、それらに対するアレルギーがある人では使用を避けなければならない場合もある。

正答 (4)
正答は (4)。(a)(b)(d)が正しく、(c)が誤りです。 【(a)正しい ―― 免疫とは】 免疫は、細菌やウイルスなどが人体に取り込まれたとき、人体を防御するために生じる反応です。本来は体を守るための仕組みですが、免疫機構が過敏に反応して、好ましくない症状が引き起こされることがあり、これをアレルギー(過敏反応)といいます。  アレルギー症状の例  流涙や眼の痒み等の結膜炎症状  鼻汁やくしゃみ等の鼻炎症状  蕁麻疹や湿疹、かぶれ等の皮膚症状  血管性浮腫のようなやや広い範囲にわたる腫れ
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血管性浮腫は、皮膚の下の毛細血管が拡張してその部分に局所的な腫れを生じるもので、蕁麻疹と異なり、痒みを生じることは少ないという特徴があります。 【(b)正しい ―― 添加物も原因になります】 医薬品の有効成分だけでなく、基本的に薬理作用がない添加物も、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)になり得ます。  アレルゲンとなり得る添加物の例  黄色4号(タートラジン)  カゼイン  亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム、ピロ硫酸カリウム等) 【(c)が誤り ―― 体質的・遺伝的な要素はあります】 アレルギーには、体質的・遺伝的な要素があります。そのため、  アレルギーを起こしやすい体質の人  近い親族にアレルギー体質の人がいる場合 には、注意が必要とされています。「体質的・遺伝的な要素はない」という言い切りが誤りです。 また、普段は医薬品にアレルギーを起こしたことがない人でも、病気等に対する抵抗力が低下している状態(特に、病中病後の体力低下時、アレルギー症状が現れやすくなる)では、アレルギーを生じることがあります。 【(d)正しい ―― 鶏卵や牛乳が原材料のものがあります】 医薬品の中には、鶏卵や牛乳等を原材料として作られているものがあるため、それらに対するアレルギーがある人では、使用を避けなければならない場合もあります。  鶏卵 …… 卵白由来のリゾチーム塩酸塩  牛乳 …… 乳製カゼイン由来のタンニン酸アルブミン、  およびカゼイン、カゼインナトリウム等 この二つの組み合わせは、第三章、第五章でも繰り返し登場します。「卵はリゾチーム、牛乳はタンニン酸アルブミン」と対で覚えてください。

出典:登録販売者試験 令和4年度(北海道 公表問題)出典元ページ

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