内服アレルギー用薬の配合成分と、使用上の注意との記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。…
主な医薬品とその作用 第43問
内服アレルギー用薬の配合成分と、使用上の注意との記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。[成分] [使用上の注意]a ジフェンヒドラミン塩酸塩 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること。b メキタジン 重篤な副作用として胃潰瘍が起こることがある。c ヨウ化イソプロパミド 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと。d プソイドエフェドリン塩酸塩 低血圧の診断を受けた人は、服用前に医師又は薬剤師に相談すること。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(b、d)
- (4)(c、d)
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(c)の組合せです。
【各記述】
(a)正 ジフェンヒドラミン塩酸塩は乳汁中に移行するため、
「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」とされています。
(b)誤 メキタジンの重篤な副作用として挙げられているのは、ショック
(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少です。胃潰瘍ではありません。
(c)正 ヨウ化イソプロパミドは抗コリン成分で、眠気や目のかすみ等が
現れることがあるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされています。
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(d)誤 プソイドエフェドリン塩酸塩は、交感神経系を刺激する作用が強く、
心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害の診断を受けた人などは使用しない
こととされています。「低血圧」ではなく「高血圧」です。
【抗ヒスタミン成分と使用上の注意】
ジフェンヒドラミン塩酸塩 …… 乳汁中に移行するため、
授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避ける
クロルフェニラミンマレイン酸塩、カルビノキサミンマレイン酸塩など ……
眠気を生じるため、服用後は乗物や機械類の運転操作を避ける
ジフェンヒドラミン、クレマスチンなど全般 …… 抗コリン作用を併せもつため、
排尿困難の人、緑内障の診断を受けた人は症状を悪化させるおそれがある
メキタジン …… まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、
肝機能障害、血小板減少を生じることがある
【アドレナリン作動成分と使用上の注意】
プソイドエフェドリン塩酸塩 …… 交感神経系への刺激作用が強く、
心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害の診断を受けた人では使用しないこととされている。依存性があり、不眠や神経過敏が現れることもある
【抗炎症成分と使用上の注意】
グリチルリチン酸二カリウム …… 大量に摂取すると偽アルドステロン症
(むくみ、血圧上昇、低カリウム血症)を生じるおそれがある。
1日最大服用量がグリチルリチン酸として40ミリグラム以上の製品は、高齢者やむくみのある人などで相談が必要
トラネキサム酸 …… 凝固した血液が分解されにくくなるため、
血栓のある人は相談が必要
【その他の成分】
生薬のマオウ …… アドレナリン作動成分と同様の注意が必要
生薬のカンゾウ …… グリチルリチン酸を含むため偽アルドステロン症に注意
プソイドエフェドリンを含む製品 …… モノアミン酸化酵素阻害剤で
治療を受けている人は、その作用が増強されるおそれがある
【全体に通じる注意】
内服アレルギー用薬は、アレルギー症状の緩和を目的とする対症療法薬であり、一定期間又は一定回数使用しても症状の改善がみられない場合には、医療機関を受診する必要があります。また、皮膚感染症による痒みをアレルギーと思い込んで使用すると、感染の悪化を招くおそれがあります。
出典:登録販売者試験 令和元年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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