乗物酔い防止薬とその成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。…

主な医薬品とその作用 第29問

乗物酔い防止薬とその成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。a 乗物酔い防止薬には、吐きけを抑える成分も配合されているため、つわりに伴う吐きけへの対処にも使用される。b ジフェニドール塩酸塩は、アセチルコリン様の作用により、排尿困難や緑内障の症状を悪化させる恐れがある。c メクリジン塩酸塩は、乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分である。d ジプロフィリンは、消化管の緊張を低下させることにより、乗物酔いに伴う吐きけを抑える。

正答 (3)
正答は (3)。(a)誤、(b)誤、(c)正、(d)誤です。 【(a)が誤り ―― つわりには使わない】 乗物酔い防止薬には吐きけを抑える成分も配合されていますが、つわりに伴う吐きけへの対処として使用することは適当ではありません。 【(b)が誤り ―― 抗ヒスタミン成分に類似の作用】 ジフェニドール塩酸塩は、抗ヒスタミン成分と共通する類似の薬理作用を示し、抗ヒスタミン成分や抗コリン成分と同様の副作用(頭痛、排尿困難、眠気、散瞳による異常な眩しさ、口渇など)が現れることがあります。そのため排尿困難の症状がある人や緑内障の人では症状を悪化させるおそれがあります。「アセチルコリン様の作用」では、理由が逆です。
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【(c)正しい ―― メクリジン塩酸塩】 乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分で、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く、持続時間が長いとされます。 【(d)が誤り ―― ジプロフィリンはキサンチン系成分】 ジプロフィリンは、脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させることを目的として配合されるキサンチン系の成分です。消化管の緊張を低下させる作用は、抗コリン成分の説明です。

出典:登録販売者試験 令和3年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ

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