一般用医薬品の添付文書等において、「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載することとされている基礎疾患…
医薬品の適正使用と安全対策 第117問
一般用医薬品の添付文書等において、「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載することとされている基礎疾患等と医薬品成分・薬効群等との関係の正誤について、正しい組合せを選べ。基礎疾患等 医薬品成分・薬効群等a 高血圧 アセトアミノフェンが配合された解熱鎮痛薬b 腎臓病 スクラルファートが配合された胃腸薬c 心臓病 グリセリンが配合された浣腸薬d 肝臓病 酸化マグネシウムが配合された瀉下薬
- (1)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 誤
- (2)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (3)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (4)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 正
- (5)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 正
正答 (1)
正答は (1)。(a)誤、(b)正、(c)正、(d)誤です。
【(a)誤り ―― アセトアミノフェンと高血圧】
アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛成分で「次の診断を受けた人」として挙げられているのは、心臓病、肝臓病、腎臓病、胃・十二指腸潰瘍です。高血圧は挙げられていません。高血圧で相談が必要なのは、アドレナリン作動成分、マオウ、グリチルリチン酸(1日用量40mg以上)などです。
【(b)正しい ―― スクラルファートと腎臓病】
スクラルファートなどのアルミニウムを含む成分は、腎臓病の診断を受けた人では、過剰のアルミニウムイオンが体内に貯留し、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症を生じるおそれがあります。
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【(c)正しい ―― グリセリン浣腸薬と心臓病】
グリセリンが配合された浣腸薬は、排便直後に急激な血圧低下などが現れることがあり、心臓病を悪化させるおそれがあるため、相談することとされています。
【(d)誤り ―― 酸化マグネシウムは腎臓病】
酸化マグネシウムなどのマグネシウムを含む成分が配合された瀉下薬で相談が必要なのは、腎臓病の診断を受けた人です。ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどの無機塩類の排泄が遅れたり、体内貯留が現れやすくなるためです。肝臓病ではありません。
出典:登録販売者試験 令和7年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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