妊婦及び妊娠していると思われる女性に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第7問
妊婦及び妊娠していると思われる女性に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- (1)胎盤における胎児の血液と母体の血液とが混ざらない仕組みを血液-胎盤関門という。
- (2)ビタミンC含有製剤は、妊娠前後に摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている。
- (3)一般用医薬品において、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関する評価が困難であるため、妊婦の使用については「相談すること」としているものが多い。
- (4)妊娠の有無やその可能性については、購入者側にとって他人に知られたくない場合もあることから、一般用医薬品の販売において専門家が情報提供や相談対応を行う際には、十分に配慮することが必要である。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
【(2) 誤り ―― 先天異常のおそれがあるのはビタミンA】
妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると、胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされているのは、ビタミンA含有製剤です。ビタミンCではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。胎盤には、胎児の血液と母体の血液が混ざらない仕組みがあり、これを血液-胎盤関門といいます。ただし、母体が摂取した医薬品の成分がどの程度胎児へ移行するかは、まだ解明されていないことも多いとされています。
(3) 正しい。妊婦が使用した場合の安全性の評価は、多くの場合困難です。そのため一般用医薬品では、妊婦の使用を「相談すること」としているものが多くあります。
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(4) 正しい。妊娠の有無やその可能性は、他人に知られたくない場合もあります。情報提供や相談対応では十分な配慮が必要です。
【関連】
妊婦が「使用しないこと」とされている例としては、ヒマシ油類(流産・早産を誘発するおそれ)や、オキセサゼイン(妊娠中の安全性が確立されていない)などがあります。ブロモバレリル尿素は「相談すること」(胎児障害の可能性があり、使用を避けることが望ましい)とされています。
出典:登録販売者試験 令和元年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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