肝臓の働きに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…

人体の働きと医薬品 第22問

肝臓の働きに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 肝臓で産生される胆汁に含まれる胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等の塩類)は、タンパク質の消化を容易にし、水溶性ビタミンの吸収を助ける。イ 肝臓は、脂溶性ビタミンであるビタミンAやDのほか、水溶性ビタミンであるビタミンB6やB12を貯蔵する。ウ 肝臓は、滞留すると生体に有害な物質を、肝細胞内の酵素系の働きで代謝して無毒化したり、体外に排出されやすい形にしたりする役割を担っている。アルコールの場合、肝臓で一度ホルムアルデヒドに代謝されたのち、さらに代謝されて酢酸になる。エ 胆汁酸やホルモンの生合成の出発物質となるセラミド、フィブリノゲン等の血液凝固因子、アルブミン等、生命維持に必須な役割を果たす種々の生体物質は、肝臓において産生される。

正答 (4)
正答は (4)。ア: 誤、イ: 正、ウ: 誤、エ: 誤 の組み合わせです。 【ア 誤り ―― 「脂質」の消化と「脂溶性」ビタミン】 胆汁に含まれる胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等の塩類)は、脂質の消化を容易にし、また、脂溶性ビタミンの吸収を助けます。「タンパク質」「水溶性ビタミン」は誤りです。 【イ 正しい ―― ビタミンの貯蔵】 肝臓は、脂溶性ビタミンであるビタミンA、D等のほか、ビタミンB6やB12等の水溶性ビタミンの貯蔵臓器でもあります。 【ウ 誤り ―― アルコールはアセトアルデヒドに代謝される】
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肝臓は、生体に有害な物質を代謝して無毒化したり、体外に排出されやすい形にしたりします。アルコールは胃や小腸で吸収された後、肝臓へと運ばれて一度アセトアルデヒドに代謝され、さらに代謝されて酢酸となります。「ホルムアルデヒド」は誤りです。 【エ 誤り ―― 出発物質はコレステロール】 胆汁酸やホルモンなどの生合成の出発物質となるコレステロール、フィブリノゲン等の血液凝固因子、アルブミン等、生命維持に必須な役割を果たす種々の生体物質は、肝臓において産生されます。「セラミド」は誤りです。セラミドは表皮の角質層の細胞間脂質の主成分です。

出典:登録販売者試験 令和3年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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