胃腸薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第75問
胃腸薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 炭酸水素ナトリウムなど制酸成分を主体とする胃腸薬は、胃酸に対する中和作用が低下するため、炭酸飲料での服用は避けるべきである。イ スクラルファートは、透析を受けている人は使用を避ける必要がある。ウ アズレンスルホン酸ナトリウムは、消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されていることがある。エ ピレンゼピン塩酸塩は、消化管の運動にほとんど影響を与えずに胃液の分泌を抑える作用を示すとされる。
- (1)ア: 正 イ: 正 ウ: 正 エ: 正
- (2)ア: 正 イ: 正 ウ: 誤 エ: 正
- (3)ア: 正 イ: 誤 ウ: 正 エ: 誤
- (4)ア: 誤 イ: 正 ウ: 誤 エ: 誤
- (5)ア: 誤 イ: 誤 ウ: 正 エ: 正
正答 (2)
正答は (2)。ア: 正、イ: 正、ウ: 誤、エ: 正 の組み合わせです。
【ア 正しい ―― 炭酸飲料での服用は避ける】
炭酸水素ナトリウムなどの制酸成分を主体とする胃腸薬については、酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料等での服用は適当ではありません。
【イ 正しい ―― スクラルファートと透析】
スクラルファートなどアルミニウムを含む成分は、透析療法を受けている人が長期間服用した場合にアルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を発症したとの報告があり、透析を受けている人では使用を避ける必要があります。
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【ウ 誤り ―― それはジメチルポリシロキサンの説明】
消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されるのは、ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)です。アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、胃粘液の分泌を促す、荒れた胃粘膜の修復を促す等の作用を期待して配合される胃粘膜保護・修復成分です。
【エ 正しい ―― ピレンゼピン塩酸塩】
ピレンゼピン塩酸塩は、消化管の運動にはほとんど影響を与えずに胃液の分泌を抑える作用を示すとされます。ただし、消化管以外では一般的な抗コリン作用のため、排尿困難、動悸、目のかすみの副作用を生じることがあります。
出典:登録販売者試験 令和3年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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