以下の記述にあてはまる内用痔疾用薬の漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第80問
以下の記述にあてはまる内用痔疾用薬の漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。体力中等度以下で冷え症で、出血傾向があり胃腸障害のないものの痔出血、貧血、月経異常・不正出血、皮下出血に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、腹痛、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
- (1)竜胆瀉肝湯
- (2)八味地黄丸
- (3)乙字湯
- (4)芎帰膠艾湯
正答 (4)
正答は (4)。芎帰膠艾湯の説明です。
【(4) 芎帰膠艾湯】
芎帰膠艾湯は、体力中等度以下で冷え症で、出血傾向があり胃腸障害のないものの痔出血、貧血、月経異常・不正出血、皮下出血に適すとされます。胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、腹痛、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされます。構成生薬としてカンゾウを含みます。
【ほかの選択肢】
(1) 竜胆瀉肝湯:体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ(おりもの)、頻尿に適すとされる泌尿器用の処方です。
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(2) 八味地黄丸:体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、尿漏れに適すとされる泌尿器用の処方です。
(3) 乙字湯:体力中等度以上で、大便がかたく、便秘傾向のあるものの痔核(いぼ痔)、きれ痔、便秘、軽度の脱肛に適すとされます。
【見分け方】
「出血傾向」「冷え症」「胃腸障害のないもの」は芎帰膠艾湯、「大便がかたく便秘傾向」は乙字湯です。
出典:登録販売者試験 令和3年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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