婦人薬とその適用対象となる体質・症状等に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第81問
婦人薬とその適用対象となる体質・症状等に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 更年期における血の道症の症状とは、臓器・組織の形態的異常があり、抑鬱や寝つきが悪くなる、神経質、集中力の低下等の精神神経症状が現れる病態のことである。イ 血の道症は、流産、人工妊娠中絶、避妊手術などが原因で起こることもあり、年齢的に必ずしも更年期に限らない。ウ 婦人薬は、月経及び月経周期に伴って起こる症状を中心として、女性に現れる特有な諸症状の緩和と、保健を主たる目的とする医薬品である。エ 女性ホルモン成分であるエチニルエストラジオールは、長期連用により血栓症を生じるおそれがあり、また、乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性がある。
- (1)ア: 正 イ: 正 ウ: 正 エ: 正
- (2)ア: 正 イ: 正 ウ: 誤 エ: 誤
- (3)ア: 正 イ: 誤 ウ: 正 エ: 誤
- (4)ア: 誤 イ: 正 ウ: 正 エ: 正
- (5)ア: 誤 イ: 誤 ウ: 誤 エ: 正
正答 (4)
正答は (4)。ア: 誤、イ: 正、ウ: 正、エ: 正 の組み合わせです。
【ア 誤り ―― 形態的異常は「ない」】
血の道症とは、臓器・組織の形態的異常がなく、抑鬱や寝つきが悪くなる、神経質、集中力の低下等の精神神経症状が現れる病態のことです。「形態的異常があり」は誤りです。
【イ 正しい ―― 更年期に限らない】
血の道症は、月経、妊娠、分娩、産褥(分娩後、母体が通常の身体状態に回復するまでの期間)、更年期等の生理的な現象や、流産、人工妊娠中絶、避妊手術などを原因とする異常な生理現象に伴って起こることがあり、年齢的に必ずしも更年期に限らないとされています。
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【ウ 正しい ―― 婦人薬の目的】
婦人薬は、月経及び月経周期に伴って起こる症状を中心として、女性に現れる特有な諸症状(血行不順、自律神経系の働きの乱れ、生理機能障害等の全身的な不快症状)の緩和と、保健を主たる目的とする医薬品です。
【エ 正しい ―― エチニルエストラジオールの注意】
エチニルエストラジオールは、長期連用により血栓症を生じるおそれがあり、また、乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性もあるため、継続して使用する場合には、医療機関を受診するよう促すべきとされています。
出典:登録販売者試験 令和3年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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