以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。…

主な医薬品とその作用 第86問

以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、水虫に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱い人では不向きとされる。

正答 (5)
正答は (5)。十味敗毒湯の説明です。 【(5) 十味敗毒湯】 十味敗毒湯は、体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、水虫に適すとされます。体の虚弱な人、胃腸が弱い人では不向きとされます。化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、急性湿疹に用いる場合は、漫然と長期の使用は避け、1週間位使用して症状の改善がみられないときは、いったん使用を中止して専門家に相談するなどの対応が必要です。 【ほかの選択肢】 (1) 茵蔯蒿湯:体力中等度以上で口渇があり、尿量少なく、便秘するものの蕁麻疹、口内炎、皮膚の痒みに適すとされます。ダイオウを含みます。
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(2) 当帰飲子:体力中等度で冷え症で、皮膚が乾燥するものの湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、痒みに適すとされます。 (3) 荊芥連翹湯:体力中等度以上で、皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているものの蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきびに適すとされます。 (4) 葛根湯加川芎辛夷:比較的体力があるものの鼻づまり、蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎に適すとされます。 【見分け方】 「発赤があり、ときに化膿する」「水虫」が出てきたら十味敗毒湯です。

出典:登録販売者試験 令和3年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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