急性鼻炎及び鼻に用いる薬に関する以下の記述について、誤っているものを一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第87問
急性鼻炎及び鼻に用いる薬に関する以下の記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
- (1)花粉症による鼻炎は、アレルギー性鼻炎の一つである。
- (2)スプレー式鼻炎用点鼻薬は、使用前に鼻をよくかんでおき、使用後には鼻に接した部分を清潔なティッシュペーパー等で拭き、必ずキャップを閉めた状態で保管し清潔に保っておく必要がある。
- (3)グリチルリチン酸二カリウムは、鼻粘膜の過敏性や痛み及び痒みを抑えることを目的として配合されている場合がある。
- (4)クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対しては無効であり、アレルギーによる症状か他の原因による症状かはっきりしない人では、使用する前にその適否につき、専門家に相談する等、慎重な考慮がなされるべきである。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
【(3) 誤り ―― それは局所麻酔成分の目的】
鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として配合されるのは、リドカイン、リドカイン塩酸塩等の局所麻酔成分です。グリチルリチン酸二カリウムは、鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として配合される抗炎症成分です。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。アレルギー性鼻炎は、ハウスダストや花粉等のアレルゲンに対する過敏反応によって引き起こされる鼻粘膜の炎症です。花粉症による鼻炎もその一つです。
(2) 正しい。スプレー式鼻炎用点鼻薬は、使用前に鼻をよくかんでおき、使用後には鼻に接した部分を清潔なティッシュペーパー等で拭き、必ずキャップを閉めた状態で保管します。また、汚染を防ぐために他人と点鼻薬を共有することは避けるべきです。
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(4) 正しい。クロモグリク酸ナトリウムは、肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示し、花粉、ハウスダスト等による鼻アレルギー症状の緩和を目的として配合されます。アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対しては無効であり、アレルギーによる症状か他の原因による症状かはっきりしない人では、使用する前に専門家に相談するなど、慎重な考慮がなされるべきです。
出典:登録販売者試験 令和3年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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