皮膚に用いられる薬に配合される抗菌成分及び抗真菌成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びな…

主な医薬品とその作用 第89問

皮膚に用いられる薬に配合される抗菌成分及び抗真菌成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア バシトラシンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。イ スルファジアジンは、細菌のタンパク質合成を阻害することにより、抗菌作用を示す。ウ ウンデシレン酸は、患部を酸性にすることで皮膚糸状菌の発育を抑える。エ ピロールニトリンは、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げ、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(ア)と(ウ)です。 【(ア)正しい ―― バシトラシン】 バシトラシンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示します。 【(イ)が誤り ―― サルファ剤は DNA 合成を阻害】 スルファジアジン、ホモスルファミン、スルフイソキサゾール等のサルファ剤は、細菌の DNA 合成を阻害することにより抗菌作用を示します。細菌のタンパク質合成を阻害するのは、フラジオマイシン硫酸塩、クロラムフェニコールです。 【(ウ)正しい ―― ウンデシレン酸】 ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛は、患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑えます。
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【(エ)が誤り ―― ピロールニトリンは呼吸や代謝を妨げる】 ピロールニトリンは、菌の呼吸や代謝を妨げることにより皮膚糸状菌の増殖を抑えます。単独での抗真菌作用は弱いため、他の抗真菌成分と組み合わせて配合されます。皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げ、細胞膜の透過性を変化させることにより増殖を抑えるのは、イミダゾール系抗真菌成分です。

出典:登録販売者試験 令和5年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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