プロスタグランジンに関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第65問
プロスタグランジンに関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- (1)プロスタグランジンは、ホルモンに似た働きをする物質で、体の各部位で発生した痛みが脳へ伝わる際に、そのシグナルを増幅することで痛みの感覚を強めている。
- (2)プロスタグランジンは、脳の下部にある体温を調節する部位(温熱中枢)に作用して、体温を通常よりも高く維持し、ウイルスの増殖を抑えたり、免疫機構の働きを高めたりする。
- (3)月経痛(生理痛)は、月経そのものが起こる過程にプロスタグランジンが関わっていることから、解熱鎮痛薬の効能・効果に含まれているが、腹痛を含む痙攣性の内臓痛は発生の仕組みが異なるため、一部の漢方処方製剤を除き、解熱鎮痛薬の効果は期待できない。
- (4)プロスタグランジンの胃酸分泌調節作用や胃腸粘膜保護作用が、解熱鎮痛成分によって妨げられると、胃酸分泌が増加するとともに胃壁の血流量が増加して、胃粘膜障害を起こしやすくなる。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
【(4)が誤り ―― 胃壁の血流量は「低下」する】
プロスタグランジンには胃酸分泌調節作用や胃腸粘膜保護作用もあります。これらの作用が解熱鎮痛成分によって妨げられると、胃酸分泌が増加するとともに胃壁の血流量が低下して、胃粘膜障害を起こしやすくなります。「血流量が増加して」は誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。プロスタグランジンはホルモンに似た働きをする物質で、
痛みのシグナルを増幅して痛みの感覚を強めています。
(2) 正しい。脳の下部の温熱中枢に作用して体温を通常より高く維持し、
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ウイルスの増殖を抑えたり、免疫機構の働きを高めたりします。
(3) 正しい。月経痛は解熱鎮痛薬の効能・効果に含まれますが、
腹痛を含む痙攣性の内臓痛は発生の仕組みが異なるため、一部の漢方処方製剤を除き、解熱鎮痛薬の効果は期待できません。
出典:登録販売者試験 令和7年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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