桃核承気湯に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…

主な医薬品とその作用 第81問

桃核承気湯に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 体力虚弱で、冷え症で皮膚が乾燥、色つやの悪い体質で胃腸障害のないものの月経不順、月経異常、産後あるいは流産後の疲労回復に適すとされる。イ 構成生薬としてカンゾウを含んでいるため、大量に摂取するとグリチルリチン酸の大量摂取につながり、偽アルドステロン症を引き起こすおそれがある。ウ 便秘に用いられる場合を除き、比較的長期間(1ヶ月位)使用することによって効果が得られるとされる。エ 構成生薬としてダイオウを含んでいるため、母乳を与える女性では使用を避けるか、又は使用期間中の授乳を避ける必要がある。

正答 (4)
正答は (4)。誤りはアだけで、イ・ウ・エは正しい記述です。 【(ア)が誤り ―― これは四物湯】 「体力虚弱で、冷え症で皮膚が乾燥、色つやの悪い体質で胃腸障害のないもの」に適すとされるのは四物湯です。桃核承気湯は、体力中等度以上で、のぼせて便秘しがちなものの月経不順、月経困難症、月経痛、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)、痔疾、打撲症に適すとされます。 【(イ)正しい】 桃核承気湯は構成生薬にカンゾウを含みます。大量に摂取するとグリチルリチン酸の大量摂取につながり、偽アルドステロン症を起こすおそれがあります。
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【(ウ)正しい】 婦人薬として用いられる漢方処方製剤は、感冒に用いられる場合の五積散と、便秘に用いられる場合の桃核承気湯を除き、比較的長期間(1ヶ月位)服用されることがあります。 【(エ)正しい】 桃核承気湯は構成生薬にダイオウを含みます。ダイオウの成分は乳汁中に移行して乳児に下痢を起こすおそれがあるため、母乳を与える女性では使用を避けるか、使用期間中の授乳を避ける必要があります。

出典:登録販売者試験 令和7年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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