一般用検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第100問
一般用検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 一般の生活者が正しく用いて原因疾患を把握し、一般用医薬品による速やかな治療につなげることを目的として用いられる。b 悪性腫瘍や心筋梗塞など重大な疾患の診断に関係するものは、一般用検査薬の対象外である。c 検体中に対象物質が存在しているにもかかわらず、その濃度が検出感度以下であったり、検出反応を妨害する他の物質の影響等によって、検査結果が陰性となった場合を擬陰性という。
- (1)a: 正 b: 正 c: 正
- (2)a: 誤 b: 正 c: 誤
- (3)a: 正 b: 誤 c: 誤
- (4)a: 誤 b: 正 c: 正
- (5)a: 正 b: 誤 c: 正
正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(b)(c)です。
【(a)が誤り ―― 目的は「早期発見」】
一般用検査薬は、一般の生活者が自ら検体を採取して疾病の有無や健康状態を把握し、速やかな受診につなげることで、疾病を早期発見するために用いられるものです。原因疾患の把握や治療の判断は医師が行うことであり、「一般用医薬品による速やかな治療につなげる」という記述は誤りです。検査薬で陽性が出たら受診を勧める、という流れを押さえてください。
【(b)正しい ―― 重大な疾患の診断は対象外】
悪性腫瘍、心筋梗塞や遺伝性疾患など、重大な疾患の診断に関係するものは一般用検査薬の対象外です。
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一般用検査薬の対象 …… 尿糖・尿タンパク検査薬、妊娠検査薬など、検体が採取に際して侵襲のないもの
(尿、糞便、鼻汁、唾液、涙液など)に限られます。
血液を検体とするものは対象になりません。
【(c)正しい ―― 偽陰性の定義】
検体中に対象物質が存在しているにもかかわらず、その濃度が検出感度以下であったり、検出反応を妨害する他の物質の影響等によって検査結果が陰性となった場合を偽陰性といいます。
対になる用語 …… 偽陽性は、検体中に対象物質が存在していないにもかかわらず、検出反応が起きて検査結果が陽性となった場合をいいます。
いずれにしても、一般用検査薬の結果のみで確定診断はできないことを購入者に伝えてください。
出典:登録販売者試験 令和3年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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