消化器系に現れる医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

人体の働きと医薬品 第38問

消化器系に現れる医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a イレウス様症状(腸閉塞様症状)が悪化すると、腸内容物の逆流による嘔吐が原因で脱水症状を呈したり、腸内細菌の異常増殖によって全身状態の衰弱が急激に進行する可能性がある。b 浣腸剤や坐剤の使用によって現れる一過性の症状に、肛門部の熱感等の刺激、異物の注入による不快感、排便直後の立ちくらみなどがある。c 小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人は、イレウス様症状(腸閉塞様症状)の発症リスクが高い。

正答 (1)
正答は (1)。(a)(b)(c)のすべてが正しい記述です。 【(a)正しい ―― イレウス様症状の悪化】 イレウス様症状(腸閉塞様症状)とは、腸内容物の通過が阻害された状態です。悪化すると腸内容物の逆流による嘔吐で脱水症状を呈したり、腸内細菌の異常増殖によって全身状態の衰弱が急激に進行したりします。 主な症状 …… 激しい腹痛、ガス排出(おなら)の停止、嘔吐、腹部膨満感。 下痢治療薬の服用後、便秘が続いて激しい腹痛が現れたような場合は受診を勧めてください。 【(b)正しい ―― 浣腸剤や坐剤の一過性の症状】
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肛門部の熱感等の刺激、異物の注入による不快感、排便直後の立ちくらみなどが、一過性の症状として現れることがあります。特に立ちくらみは転倒につながるため、使用後はしばらく座って様子をみるよう助言してください。 【(c)正しい ―― 発症しやすい人】 小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人は、イレウス様症状の発症リスクが高くなります。 なぜか …… もともと腸の動きが弱い、あるいは便が硬くなりやすいところに、抗コリン成分など腸の動きを抑える医薬品が加わると、内容物の停滞が起こりやすくなるためです。

出典:登録販売者試験 令和3年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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