医薬品の副作用に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第6問

医薬品の副作用に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。a 世界保健機関(WHO)の定義によれば、医薬品の副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」とされている。b 眠気や口渇等の比較的よく見られる症状は、副作用といわない。c 副作用は、血液や内臓機能への影響等のように、明確な自覚症状として現れないこともある。d 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病に対して使用された医薬品の作用により、別の疾病の症状が悪化することはない。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(c)の2つです。 【(a)正しい ―― 世界保健機関の定義】 副作用とは「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」です。 読み取りどころ …… 「通常用いられる量で」とある点が重要です。 過量服用によって起こる中毒は、この定義でいう副作用とは区別されます。 【(b)が誤り ―― 軽い症状も副作用】 眠気や口渇等の比較的よく見られる症状も副作用です。重いか軽いかは、副作用かどうかの判断とは関係ありません。
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【(c)正しい ―― 自覚症状がないこともある】 血液や内臓機能への影響等のように、明確な自覚症状として現れないこともあります。肝機能障害や血液障害が典型で、血液検査ではじめて分かることがあります。 【(d)が誤り ―― 別の疾病が悪化することはある】 複数の疾病を有する人では、ある疾病に対して使用された医薬品の作用により、別の疾病の症状が悪化することがあります。 よくある例 …… かぜ薬に配合された抗コリン成分が前立腺肥大による排尿困難を悪化させる。 アドレナリン作動成分が高血圧や糖尿病を悪化させる。 解熱鎮痛成分が胃・十二指腸潰瘍を悪化させる。 販売時に持病を確認する理由がここにあります。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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