医療機関で治療を受けている人等への医薬品の使用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第12問

医療機関で治療を受けている人等への医薬品の使用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 生活習慣病等の慢性疾患の種類や程度によっては、一般用医薬品の使用により、その症状が悪化することがある。b 過去に医療機関で治療を受けていたが、現在、治療を受けていない場合は、一般用医薬品の使用について、特に注意する必要はない。c 医療機関での治療を特に受けていない場合であっても、医薬品の種類や配合成分等によっては、特定の症状がある人が使用するとその症状を悪化させるおそれがある。d 医療機関・薬局で交付された薬剤を使用している人については、登録販売者において一般用医薬品との併用の可否を判断することは困難なことが多く、その薬剤を処方した医師若しくは歯科医師又は調剤を行った薬剤師に相談するよう説明する必要がある。

正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(a)(c)(d)です。 【(a)正しい ―― 慢性疾患と一般用医薬品】 生活習慣病等の慢性疾患の種類や程度によっては、一般用医薬品の使用によりその症状が悪化したり、治療が妨げられたりすることがあります。 具体例 …… 高血圧の人がアドレナリン作動成分を使う、糖尿病の人がマオウを含む製剤を使う、緑内障の人が抗コリン成分を使う、前立腺肥大の人がプソイドエフェドリンを使う、など。 【(b)が誤り ―― 過去の治療歴も確認する】 過去に医療機関で治療を受けていたが現在は治療を受けていないという場合でも、どのような疾患について、いつ頃かかっていたのか(いつ頃治癒したのか)を踏まえて情報提供がなされることが重要です。「特に注意する必要はない」という記述が誤りです。
解説の続きをみる続きを閉じる
【(c)正しい ―― 治療を受けていなくても注意は要る】 医療機関での治療を特に受けていない場合であっても、医薬品の種類や配合成分等によっては、特定の症状がある人が使用するとその症状を悪化させるおそれがあります。 具体例 …… 排尿困難の症状がある人に抗コリン成分、発熱を伴う下痢、血便又は粘液便の続く人にロペラミド塩酸塩、むくみの症状がある人にグリチルリチン酸を含む成分、など。 診断を受けていなくても、症状の有無を尋ねる意義があります。 【(d)正しい ―― 処方薬との併用は専門職へ】 医療機関・薬局で交付された薬剤を使用している人については、登録販売者が併用の可否を判断することは困難なことが多く、その薬剤を処方した医師若しくは歯科医師、又は調剤を行った薬剤師に相談するよう説明する必要があります。お薬手帳を活用するよう勧めるのも有効です。

出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。解説は神奈川県の見解ではありません。内容について、神奈川県へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「医薬品に共通する特性と基本的な知識」のほかの問題

  1. 令和3年度 第12問妊婦又は妊娠していると思われる女性への医薬品の使用に関する次の記述の正誤について、正しい
  2. 令和4年度 第5問アレルギー(過敏反応)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  3. 令和4年度 第18問サリドマイド及びサリドマイド訴訟に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  4. 令和6年度 第11問妊婦又は妊娠していると思われる女性及び母乳を与える女性(授乳婦)への医薬品の使用に関する
  5. 令和7年度 第4問アレルギー(過敏反応)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  6. 令和7年度 第17問サリドマイド及びサリドマイド訴訟に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク