スモン及びスモン訴訟に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第18問
スモン及びスモン訴訟に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。スモン訴訟は、( a )として販売されていた( b )を使用したことにより、( c )に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。
- (1)a: 整腸剤 b: キノホルム製剤 c: 中毒性表皮壊死融解症
- (2)a: 整腸剤 b: ペニシリン製剤 c: 亜急性脊髄視神経症
- (3)a: 解熱鎮痛剤 b: キノホルム製剤 c: 亜急性脊髄視神経症
- (4)a: 整腸剤 b: キノホルム製剤 c: 亜急性脊髄視神経症
- (5)a: 解熱鎮痛剤 b: ペニシリン製剤 c: 中毒性表皮壊死融解症
正答 (4)
正答は (4)。整腸剤、キノホルム製剤、亜急性脊髄視神経症の組合せです。
【スモン訴訟とは】
整腸剤として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症(スモン)に罹患したことに対する損害賠償訴訟です。
スモンの語源 ……
Subacute(亜急性)
Myelo(脊髄)
Optico(視神経)
Neuropathy(障害)の頭文字です。
病名がそのまま
略称になっています。
【症状の現れ方】
初期には腹部の膨満感から
激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺れや脱力、歩行困難等が現れます。
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麻痺は上半身にも拡がる場合があり、ときに視覚障害から失明に至ることもあります。
【薬害の経緯】
1924年 …… キノホルム製剤が
整腸剤として販売開始
1958年頃 …… 消化器症状を伴う
特異な神経症状が報告される
1960年 …… 米国でアメーバ赤痢への
使用に限ることが勧告
1970年8月 …… スモンの原因はキノホルムとの説が発表
1970年9月 …… キノホルム製剤の販売が停止
1971年5月 …… 国及び製薬企業を被告として提訴
1979年9月 …… 全面和解が成立
現在 ……
キノホルム製剤は日本では販売されていません。
【この訴訟が残したもの】
サリドマイド訴訟、スモン訴訟を契機として、医薬品副作用被害救済制度が創設されました。
訴訟と制度の対応 ……
サリドマイド訴訟・スモン訴訟
→ 医薬品副作用被害救済制度
CJD訴訟
→ 生物由来製品感染等被害救済制度
出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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最終更新日
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