消化器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

人体の働きと医薬品 第21問

消化器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 消化管は、口腔から肛門まで続く管で、平均的な成人で全長約9mある。b ペプシノーゲンは、胃酸によって主に炭水化物を消化する酵素であるペプシンとなり、胃酸とともに胃液として働く。c 唾液は、殺菌・抗菌物質を含んでおり、口腔粘膜の保護・洗浄、殺菌等の作用がある。d 小腸のうち十二指腸に続く部分の、概ね上部40%が空腸、残り約60%が回腸であり、明確な境目がある。

正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(a)(c)です。 【(a)正しい ―― 消化管の全長】 消化管は口腔から肛門まで続く管で、平均的な成人で全長約9メートルあります。口腔、咽頭、食道、胃、小腸、大腸、肛門と続きます。 【(b)が誤り ―― ペプシンはタンパク質を消化する】 ペプシノーゲンは胃酸によってペプシンとなり、胃酸とともに胃液として働きますが、消化するのはタンパク質です。炭水化物ではありません。 消化酵素の整理 …… 唾液中のプチアリン(唾液アミラーゼ)はデンプンを分解。 胃のペプシンはタンパク質を分解。
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膵液中のトリプシノーゲンはタンパク質、アミラーゼは炭水化物、リパーゼは脂質を分解します。 【(c)正しい ―― 唾液の働き】 唾液は殺菌・抗菌物質を含んでおり、口腔粘膜の保護・洗浄、殺菌等の作用があります。また、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解するプチアリンを含み、食道を通過しやすくするために食塊を滑らかにする働きもあります。口腔内のpHをほぼ中性に保ち、歯の齲蝕を防ぐ働きもあります。 【(d)が誤り ―― 空腸と回腸に明確な境目はない】 小腸のうち十二指腸に続く部分は、概ね上部40パーセントが空腸、残り約60パーセントが回腸ですが、明確な境目はありません。 小腸の構造 …… 全長6から7メートルの管状の臓器で、十二指腸、空腸、回腸の3部分に分かれます。 十二指腸は胃から連なるC字型に彎曲した部分で、その長さが指12本分であることが名前の由来です。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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