肝臓及び胆汁に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

人体の働きと医薬品 第23問

肝臓及び胆汁に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 小腸で吸収されたグリコーゲンは、血液によって肝臓に運ばれてブドウ糖として蓄えられる。b 肝臓は、脂溶性ビタミンであるビタミンA、D等を貯蔵することはできるが、水溶性ビタミンであるビタミンB6、B12等は貯蔵することができない。c 胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は、赤血球中のヘモグロビンが分解されて生じた老廃物である。d 胆汁には、過剰のコレステロール等を排出する役割がある。

正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(c)(d)です。 【(a)が誤り ―― ブドウ糖とグリコーゲンが逆】 小腸で吸収されるのはブドウ糖であり、血液によって肝臓に運ばれてグリコーゲンとして蓄えられます。設問は両者を入れ替えています。 考え方 …… グリコーゲンはブドウ糖がつながった貯蔵形態です。 小さい単位で吸収して、大きな形にして蓄える、と理解すると間違えません。 なお、グリコーゲンは筋肉中にも存在します。 【(b)が誤り ―― 水溶性ビタミンも貯蔵できる】 肝臓は、脂溶性ビタミンであるビタミンA、D等のほか、水溶性ビタミンであるビタミンB6、B12等も貯蔵できます。「できない」という記述が誤りです。
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【(c)正しい ―― ビリルビンの由来】 胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は、赤血球中のヘモグロビンが分解されて生じた老廃物です。腸管内に排出されたビリルビンは、腸内細菌によって代謝されて糞便を茶褐色にします。 関連 …… 胆汁の流れが滞るとビリルビンが循環血液中に滞留して黄疸を生じます。 また、肝臓で処理しきれなくなったときも同様です。 【(d)正しい ―― 胆汁の排出機能】 胆汁には、過剰のコレステロール等を排出する役割があります。 肝臓の主な働きのまとめ …… 栄養分の代謝・貯蔵、有害物質の無毒化・代謝(アルコールをアセトアルデヒドを経て酢酸へ、アンモニアを尿素へ)、生体物質の産生(胆汁酸、ホルモン、血漿タンパク質、必須アミノ酸以外のアミノ酸など)。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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