衛生害虫及び殺虫剤・忌避剤に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第99問

衛生害虫及び殺虫剤・忌避剤に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a ノミは、元来、ペスト等の病原細菌を媒介する衛生害虫である。b シラミは、散髪や洗髪、入浴による除去、衣服の熱湯処理などの物理的方法では防除できないため、医薬品による防除が必要である。c 蒸散剤は、容器中の医薬品を煙状又は霧状にして一度に全量放出させるものである。d ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)は、生後6ヶ月未満の乳児について、顔面への使用を避け、1日の使用限度(1日1回)を守って使用する必要がある。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)だけです。 【(a)正しい ―― ノミとペスト】 ノミによる害は主に吸血されたときの痒みですが、元来、ペスト等の病原細菌を媒介する衛生害虫です。 防除のポイント …… ノミの幼虫はペットの寝床やじゅうたん等の中で育つため、電気掃除機による吸引や、殺虫剤による燻蒸処理等の物理的・化学的方法を組み合わせて駆除します。 【(b)が誤り ―― 物理的方法も有効】 シラミの防除には、散髪や洗髪、入浴による除去、衣服の熱湯処理などの物理的方法も有効です。「医薬品による防除が必要」という言い切りが誤りです。
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シラミの特徴 …… 種ごとに寄生する動物が決まっており、ヒト以外の動物に寄生する種がヒトに寄生することはありません。 医薬品による方法としては、フェノトリンが配合されたシャンプーやてんか粉が用いられます。 フェノトリンは、人体に直接適用される唯一の殺虫成分です。 【(c)が誤り ―― これは燻蒸剤の説明】 容器中の医薬品を煙状又は霧状にして一度に全量放出させるのは燻蒸剤です。 蒸散剤とは …… 殺虫成分が常温で徐々に揮散するように作られているものです。 それ以外の剤形として、空間噴射のスプレー剤、直接噴射する乳剤・水和剤、食毒の毒餌剤(ベイト剤)、粉剤、粒剤、油剤などがあります。 【(d)が誤り ―― 生後6か月未満には使用しない】 ディートを含有する忌避剤は、生後6か月未満の乳児については使用を避けます。「顔面への使用を避け、1日1回」ではありません。 正しい使用制限 …… 生後6か月から12歳未満までの小児については、顔面への使用を避け、生後6か月以上2歳未満は1日1回、2歳以上12歳未満は1日1から3回という 使用限度を守って使用する必要があります。 また、忌避剤は虫さされによる痒みや腫れを和らげる効果はありません。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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