眠気防止薬の主な有効成分として配合されるカフェインに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第66問
眠気防止薬の主な有効成分として配合されるカフェインに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収促進作用があり、尿量の増加をもたらす。b 胃液分泌抑制作用があり、その結果、副作用として胃腸障害(食欲不振、悪心・嘔吐)が現れることがある。c 反復摂取により依存を形成するという性質がある。d 眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量はカフェインとして200mg、1日摂取量はカフェインとして500mgが上限とされている。
- (1)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 正
- (2)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (3)a: 正 b: 正 c: 正 d: 誤
- (4)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (5)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 正
正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(c)(d)です。
【(a)が誤り ―― 再吸収は「抑制」される】
カフェインには、腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分)の再吸収抑制作用があり、その結果として尿量が増加します。促進すれば水分は体に戻るので尿は減るはずで、記述の向きが合っていません。
【(b)が誤り ―― 胃液分泌は「亢進」する】
カフェインには胃液分泌亢進作用があり、その結果として胃腸障害(食欲不振、悪心・嘔吐)が現れることがあります。「抑制作用」としている点が誤りです。
だから注意すべき人 ……
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胃酸過多の人や、胃潰瘍のある人は服用を避ける必要があります。
【(c)正しい ―― 依存性がある】
カフェインには、反復摂取により依存を形成するという性質があります。また、心筋を興奮させる作用もあり、動悸が現れることがあるため、心臓病の診断を受けた人は服用を避けます。
【(d)正しい ―― 摂取量の上限】
眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量は200ミリグラム、1日摂取量は500ミリグラムが上限とされています。
実務上の助言 …… コーヒー1杯にはおよそ100ミリグラム前後のカフェインが含まれます。
医薬品からの摂取だけでなく、飲料からの摂取も加わることを説明してください。
なお、眠気防止薬は15歳未満の小児には使用しないこととされています。
成長期の小児の発育に悪影響を及ぼすおそれがあるためです。
出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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