眼科用薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第88問
眼科用薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a スルファメトキサゾールは、細菌感染による結膜炎やものもらい、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられるが、すべての細菌に対して効果があるわけではない。b ホウ酸は、洗眼薬として用時水に溶解し、結膜嚢の洗浄・消毒に用いられる。c イプシロン-アミノカプロン酸は、角膜の乾燥を防ぐことを目的として用いられる。d アスパラギン酸マグネシウムは、新陳代謝を促し、目の疲れを改善する効果を期待して配合されている場合がある。
- (1)a: 正 b: 正 c: 正 d: 正
- (2)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (3)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (4)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 誤
- (5)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 誤
正答 (2)
正答は (2)。(c)だけが誤りです。
【(a)正しい ―― すべての細菌に効くわけではない】
スルファメトキサゾールは細菌感染による結膜炎やものもらい、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善に用いられます。ただし、すべての細菌に効果があるわけではなく、ウイルスや真菌の感染には効果がありません。
使用の目安 ……
3~4日使用しても症状の改善がみられない場合は、眼科専門医の診療を受けます。
【(b)正しい ―― ホウ酸】
洗眼薬として用時水に溶解し、結膜嚢の洗浄・消毒に用いられます。点眼薬では防腐剤として配合されることもあります。
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【(c)が誤り ―― これは抗炎症成分】
イプシロン-アミノカプロン酸は、炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示し、目の炎症を改善する目的で配合されます。
角膜の乾燥を防ぐ成分 ……
コンドロイチン硫酸ナトリウム、精製ヒアルロン酸ナトリウム。
いずれも角膜の乾燥を防ぐことを目的とします。
【(d)正しい ―― アスパラギン酸マグネシウム】
アミノ酸成分で、新陳代謝を促し、目の疲れを改善する効果を期待して配合されている場合があります。
眼科用薬の成分をまとめる ……
ネオスチグミンメチル硫酸塩 …… 目の調節機能を改善
ビタミンA …… 視細胞が光を感受する反応を改善
ビタミンB2 …… 角膜の酸素消費能を増加させ、
組織呼吸を亢進
ビタミンB6 …… アミノ酸の代謝や神経伝達物質の合成に関与し、目の疲れ等を改善
ビタミンE …… 末梢の微小循環を促進
パンテノール …… 目の調節機能の回復を促す
出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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