滋養強壮保健薬に配合される生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第94問
滋養強壮保健薬に配合される生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a ニンジン、ジオウ、トウキ、センキュウが既定値以上配合されている生薬主薬保健薬については、虚弱体質、肉体疲労、病中病後(又は、病後の体力低下)のほか、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症における滋養強壮の効能が認められている。b コウジンは、神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進等の作用により、外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高めるとされる。c ハンピは、イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とする生薬で、肌荒れやいぼに用いられる。d 医薬部外品の保健薬は、有効成分や分量が人体に対する作用が緩和なものに限られ、カシュウ、ゴオウ、ゴミシ、ロクジョウ等の生薬成分が配合されている。
- (1)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 誤
- (2)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (3)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 正
- (4)a: 誤 b: 誤 c: 誤 d: 正
- (5)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 誤
正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)(b)です。
【(a)正しい ―― 生薬主薬保健薬の効能】
ニンジン、ジオウ、トウキ、センキュウが既定値以上配合されている生薬主薬保健薬については、虚弱体質、肉体疲労、病中病後(又は、病後の体力低下)のほか、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症における滋養強壮の効能が認められています。
【(b)正しい ―― コウジン】
神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進等の作用により、外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高めるとされます。
コウジンとは ……
オタネニンジンの根を蒸したもので、紅参と書きます。
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ニンジン(オタネニンジンの細根を除いた根
又はこれを軽く湯通ししたもの)と基原は同じです。
【(c)が誤り ―― これはヨクイニン】
イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とし、肌荒れやいぼに用いられるのはヨクイニンです。
ハンピとは ……
ニホンマムシ等の皮及び内臓を取り除いたものを基原とする生薬で、強壮、血行促進、強精
(性機能の亢進)等の作用を期待して用いられます。
【(d)が誤り ―― 医薬部外品には配合できない】
医薬部外品の保健薬では、カシュウ、ゴオウ、ゴミシ、ジオウ、ロクジョウ等の生薬成分の配合は認められていません。
なぜか ……
医薬部外品の保健薬は、滋養強壮、虚弱体質の改善、栄養補給等を目的とするもので、人体に対する作用が緩和なものに限られます。
これらの生薬成分は、医薬品においてのみ認められています。
ビタミン成分も ……
1日最大量が既定値を超えるものは、医薬品としてのみ認められています。
出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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