交感神経系が副交感神経系より活発に働いたときの効果器とその反応の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。…

人体の働きと医薬品 第30問

交感神経系が副交感神経系より活発に働いたときの効果器とその反応の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。効果器 反応a 目 ――――――― 瞳孔収縮b 気管、気管支 ―― 収縮c 腸 ――――――― 運動亢進d 肝臓 ―――――― グリコーゲンの分解(ブドウ糖の放出)

正答 (5)
正答は (5)。(d)だけが正しい組合せです。 【交感神経系の働きを一言で】 交感神経系は、体が「戦う」か「逃げる」かのいずれかの状態に体を備えさせる方向に働きます。 そこから引ける …… 見るために瞳孔は開く。 息を吸うために気管支は広がる。 走るためにエネルギー(ブドウ糖)が出る。 消化は後回しになるので腸は止まる。 【(a)が誤り ―― 瞳孔は散大】 交感神経系が活発に働いたとき、目の反応は瞳孔散大です。収縮ではありません。 副交感神経系では …… 瞳孔収縮です。
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【(b)が誤り ―― 気管支は拡張】 交感神経系が活発に働いたとき、気管、気管支は拡張します。収縮ではありません。 副交感神経系では …… 収縮です。 【(c)が誤り ―― 腸の運動は低下】 交感神経系が活発に働いたとき、腸は運動低下です。運動亢進ではありません。 副交感神経系では …… 運動亢進です。 【(d)正しい ―― グリコーゲンの分解】 交感神経系が活発に働いたとき、肝臓ではグリコーゲンの分解(ブドウ糖の放出)が起こります。 副交感神経系では …… グリコーゲンの合成です。 【効果器と反応の一覧】 効果器    交感神経系    副交感神経系 目    瞳孔散大   瞳孔収縮 唾液腺  少量の粘性の高い唾液 唾液分泌亢進 心臓   心拍数増加  心拍数減少 末梢血管 収縮(血圧上昇) 拡張(血圧降下) 気管、気管支 拡張   収縮 胃    血管の収縮  胃液分泌亢進 腸    運動低下   運動亢進 肝臓   グリコーゲンの分解 グリコーゲンの合成 皮膚   立毛筋収縮   ―― 汗腺   発汗亢進   ―― 膀胱   排尿筋の弛緩(排尿抑制)                排尿筋の収縮(排尿促進) 汗腺の例外 …… エクリン腺を支配する 交感神経線維の末端では、例外的にアセチルコリンが伝達物質として放出されます。 アポクリン腺(腋窩等)を支配する 交感神経線維の末端ではノルアドレナリンが放出されます。

出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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