医薬品の代謝及び排泄に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。なお、2箇所の( a…

人体の働きと医薬品 第33問

医薬品の代謝及び排泄に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。なお、2箇所の( a )内にはどちらも同じ字句が入る。循環血液中に移行した有効成分の多くは血液中で( a )と結合して複合体を形成するが、この結合は( b )である。有効成分と( a )との複合体は腎臓で( c )ため、この複合体形成は排泄の過程においても重要な意味を持つ。

正答 (2)
正答は (2)。血漿タンパク質、速やかかつ可逆的、濾過されない、の組合せです。 【条文の形で覚える】 循環血液中に移行した有効成分の多くは血液中で血漿タンパク質と結合して複合体を形成するが、この結合は速やかかつ可逆的である。 有効成分と血漿タンパク質との複合体は腎臓で濾過されないため、この複合体形成は排泄の過程においても重要な意味を持つ。 【(a)血漿タンパク質 ―― アルブミン】 結合する相手は血漿タンパク質、具体的にはアルブミンです。 アルブミンの働き …… 血液の浸透圧を保持する働きのほか、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、代謝や排泄を受けにくくします。
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【(b)速やかかつ可逆的】 結合は速やかかつ可逆的です。 なぜ可逆的だと都合がよいか …… 結合したまま離れないのであれば、薬として働くことができません。 結合していない 遊離の有効成分だけが作用を現します。 結合体と遊離体が行き来することで、遊離の濃度が保たれます。 【(c)濾過されない】 複合体は腎臓で濾過されません。 なぜか …… 腎臓の糸球体は分子の大きさで濾し分けています。 血漿タンパク質と結合して大きな複合体になると、糸球体を通り抜けられません。 その結果 …… 複合体を形成した分は尿中に排泄されずに体内に留まります。 これが「排泄の過程においても重要な意味を持つ」という 記述につながります。 さらに …… 複合体は薬物代謝酵素の作用も受けません。 結合すると代謝も排泄も受けにくくなる、という二点をあわせて押さえてください。

出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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