医薬品の副作用として現れるショック(アナフィラキシー)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

人体の働きと医薬品 第36問

医薬品の副作用として現れるショック(アナフィラキシー)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 生体の異物に対する遅延型アレルギー反応の一種である。b 医薬品が原因物質である場合、以前にその医薬品によって蕁麻疹等のアレルギーを起こしたことがある人で起きる可能性が高い。c 一旦発症すると病態は急速に悪化することが多く、適切な対応が遅れるとチアノーゼや呼吸困難等を生じ、死に至ることがある。d 含嗽薬(うがい薬)は、その多くが唾液や粘液によって食道へ流れてしまうため、咽頭粘膜からの吸収が少なく、ショック(アナフィラキシー)等のアレルギー性副作用を生じることはない。

正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(b)(c)です。 【(a)が誤り ―― 遅延型ではなく即時型】 ショック(アナフィラキシー)は、生体の異物に対する即時型アレルギー反応の一種です。 「即時型」の意味 …… 発症後の進行が非常に速いのが特徴です。 医薬品の場合、以前にその医薬品によって蕁麻疹等のアレルギーを起こしたことがある人で起きる可能性が高くなります。 【(b)正しい ―― アレルギーの既往】 以前にその医薬品によって蕁麻疹等のアレルギーを起こしたことがある人で起きる可能性が高くなります。
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【(c)正しい ―― 急速に悪化する】 一旦発症すると病態は急速に悪化することが多く、適切な対応が遅れるとチアノーゼや呼吸困難等を生じ、死に至ることがあります。 初期症状 …… 顔や上半身の紅潮・熱感、皮膚の痒み、蕁麻疹、口唇や舌・手足のしびれ感、むくみ(浮腫)、吐きけ、顔面蒼白、手足の冷感、冷や汗、息苦しさ・胸苦しさ等の複数の症状が突発的に現れます。 対応 …… 直ちに救急救命処置が可能な 医療機関を受診する必要があります。 【(d)が誤り ―― 含嗽薬でも起こる】 含嗽薬(うがい薬)であっても、ショック(アナフィラキシー)等のアレルギー性副作用を生じることがあります。 なぜか …… 含嗽薬はその多くが唾液や粘液によって食道へ流れてしまうため 咽頭粘膜からの吸収は少ないのですが、アレルギー性の副作用は微量でも起こりうるためです。 吸収量が少ないことと、アレルギーが起こらないことは別の話です。

出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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