胃腸に作用する薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第73問

胃腸に作用する薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 炭酸水素ナトリウムなどの制酸成分を主体とする胃腸薬は、酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料での服用は適当でない。b スクラルファートは、アルミニウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要がある。c ソファルコンは、消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合される。d ピレンゼピン塩酸塩は、消化管の運動にほとんど影響を与えずに胃液の分泌を抑える作用を示すとされる。

正答 (2)
正答は (2)。(c)だけが誤りです。 【(a)正しい ―― 炭酸飲料での服用は不適当】 炭酸水素ナトリウムなどの制酸成分を主体とする胃腸薬は、酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料での服用は適当でありません。 【(b)正しい ―― スクラルファートと透析】 アルミニウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要があります。 なぜか …… 長期間服用した場合にアルミニウム脳症及び アルミニウム骨症を発症したとの報告があるためです。
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アルミニウムを含む成分 …… スクラルファート、アルジオキサ、合成ヒドロタルサイト、水酸化アルミニウムゲル。 透析を受けていない人でも、腎臓病の診断を受けた人は相談することとされています。 【(c)が誤り ―― これは消泡成分の説明】 消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されるのはジメチルポリシロキサン(別名ジメチコン)です。 ソファルコンとは …… 胃粘膜保護・修復成分です。 胃粘液の分泌を促したり、胃粘膜を覆って保護したり、荒れた胃粘膜の修復を促すことを期待して配合されます。 注意 …… まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがあります。 テプレノンも同じです。 胃粘膜保護・修復成分 …… アズレンスルホン酸ナトリウム、アルジオキサ、スクラルファート、ゲファルナート、ソファルコン、テプレノン、セトラキサート塩酸塩、トロキシピド、銅クロロフィリンカリウム、メチルメチオニンスルホニウムクロライド。 【(d)正しい ―― ピレンゼピン塩酸塩】 消化管の運動にはほとんど影響を与えずに胃液の分泌を抑える作用を示します。 注意 …… 抗コリン作用を持つため、排尿困難、動悸、目のかすみの副作用が現れることがあります。 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないことと記載されます。

出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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