薬局及び店舗販売業における医薬品の陳列に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…
薬事に関する法規と制度 第93問
薬局及び店舗販売業における医薬品の陳列に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 一般用医薬品は、第1類医薬品、第2類医薬品及び第3類医薬品を薬効分類ごとに陳列しなければならない。b 指定第2類医薬品は、薬剤師又は登録販売者による積極的な情報提供の機会がより確保されるよう、陳列方法を工夫する等の対応が求められる。c 第1類医薬品は、薬局等構造設備規則に規定する「情報提供を行うための設備」から7メートル以内の範囲に陳列することが求められる。d 要指導医薬品は、必ず鍵をかけた陳列設備に陳列しなければならない。
- (1)a: 正 b: 誤 c: 誤 d: 正
- (2)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 誤
- (3)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (4)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 正
- (5)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 誤
正答 (2)
正答は (2)。b だけが正しい記述です。
【(a)誤り ―― 薬効分類ではなく区分ごと】
一般用医薬品は、第1類医薬品、第2類医薬品及び第3類医薬品の区分ごとに陳列しなければなりません。薬効分類ごとではありません。
リスク区分が購入者に伝わるようにするための決まりなので、「かぜ薬の棚」「胃腸薬の棚」といったまとめ方とは別の軸です。
【(b)正しい ―― 指定第2類医薬品の陳列の工夫】
指定第2類医薬品は、薬剤師又は登録販売者による積極的な情報提供の機会がより確保されるよう、陳列方法を工夫する等の対応が求められます。
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具体的には、「情報提供を行うための設備」から7メートル以内の範囲に陳列することとされています(鍵をかけた陳列設備に陳列する場合、又は陳列設備から1.2メートルの範囲に購入者等が進入できないよう必要な措置が取られている場合を除く)。
【(c)誤り ―― 7メートルの規定は指定第2類のほう】
第1類医薬品は、第1類医薬品陳列区画の内部の陳列設備に陳列しなければなりません。7メートル以内という距離の規定は、(b)で述べた指定第2類医薬品のものです。
第1類医薬品 …… 第1類医薬品陳列区画の内部の陳列設備
指定第2類医薬品 …… 情報提供の設備から7メートル以内
要指導医薬品 …… 要指導医薬品陳列区画の内部の陳列設備
数字が出てくるのは指定第2類だけだ、と覚えておくと取り違えません。
【(d)誤り ―― 「必ず鍵をかけた」ではない】
要指導医薬品は、要指導医薬品陳列区画の内部の陳列設備に陳列します。ただし、次の場合はこの限りではありません。
鍵をかけた陳列設備に陳列する場合
要指導医薬品を購入しようとする者等が直接手の触れられない陳列設備に陳列する場合
鍵をかけるのは選択肢の一つであって、必ずそうしなければならないわけではありません。「必ず」「例外なく」といった言い切りは、この分野では誤りの合図になりやすいところです。
出典:登録販売者試験 令和7年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
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