滑走路中心線灯及び高光度式滑走路灯について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
空中航法 第11問
滑走路中心線灯及び高光度式滑走路灯について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)滑走路中心線灯は、滑走路中心線に沿って約15m又は約30mのほぼ等間隔に設置される。(b)滑走路中心線灯は、着陸しようとする航空機から見て滑走路終端から300mまでの範囲内は航空赤の、同終端から300mを超え900m(長さが1,800m未満の滑走路ではその長さの2分の1)までの範囲では交互に航空赤および航空可変白の不動光でである。(c)高光度式滑走路灯は、滑走路の両側に滑走路中心線に平行で約60m以下のほぼ等間隔に設置される。(d)高光度式滑走路灯は、航空可変白の不動光である。ただし、着陸しようとする航空機から見て滑走路終端から滑走路の全長の3分の1又は600mのいずれか短い長さの範囲内のものは航空赤である。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(b)(c)の3つです。
【(d)が誤り ―― 終端付近は航空黄】
高光度式滑走路灯は航空可変白の不動光ですが、着陸しようとする航空機から見て
滑走路終端から滑走路の全長の3分の1又は600mのいずれか短い長さの範囲内
にあるものは、航空黄です。設問は「航空赤」としており誤りです。
【色の使い分け】
航空赤 …… 滑走路進入端の手前(着陸に使えない部分)
航空可変白 …… 通常の部分
航空黄 …… 滑走路終端に近い部分(注意)
着陸滑走中、灯火が白から黄に変われば「残りが少ない」と一目でわかります。減速の判断に直結する情報です。
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赤は「ここから先は使えない」、黄は「終わりが近い」という意味の違いがあります。
【(a)正しい ―― 中心線灯の間隔】
滑走路中心線灯は、滑走路中心線に沿って約15m又は約30mのほぼ等間隔に設置されます。
低視程での運用を想定した灯火なので、間隔が密です。一つ見失っても次が見えるようになっています。
【(b)正しい ―― 中心線灯の色】
着陸しようとする航空機から見て、
滑走路終端から300mまでの範囲 …… 航空赤
同終端から300mを超え900mまで
(長さが1,800m未満の滑走路ではその長さの2分の1)
…… 航空赤と航空可変白の交互の不動光
終端に近づくほど赤が濃くなる構成です。
赤と白の交互 …… 「そろそろ終わりが近い」
赤のみ …… 「もう終わる」
高光度式滑走路灯の黄と同じく、残り距離を色で知らせる仕掛けです。
【(c)正しい ―― 滑走路灯の間隔】
高光度式滑走路灯は、滑走路の両側に、滑走路中心線に平行で約60m以下のほぼ等間隔に設置されます。
両側に並ぶので、滑走路の幅と方向がわかります。
【中心線灯と滑走路灯の比較】
滑走路中心線灯
位置 …… 中心線上
間隔 …… 約15m又は約30m
色の変化 …… 300m・900mで区切る
高光度式滑走路灯
位置 …… 両側
間隔 …… 約60m以下
色の変化 …… 全長の3分の1又は600mで区切る
中心線灯のほうが間隔が密で、色の変化も早いのが特徴です。低視程で最後まで頼る灯火だからです。
出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 空中航法 問11(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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