フラッタに関する説明で正しいものはどれか。…
航空工学 第1問
フラッタに関する説明で正しいものはどれか。
- (1)高速飛行中に操縦桿を操作して機体を傾けようとしたとき、操縦士が思ったほど機体が傾かなかったり、極端な場合は逆の方へ傾く現象である。
- (2)翼構造が原因で発生し、空気からエネルギを与えられて次第に激しくなってくる自励振動である。
- (3)気流の剥離に基づくもので、乱れた気流が舵面や水平尾翼に当たって振動を引き起こす。
- (4)空気力による弾性変形によって生ずる現象である。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
フラッタは、翼や舵面の構造の弾性と、空気力・慣性力が組み合わさって起こる振動で、空気の流れからエネルギーを受けて次第に激しくなる自励振動です。速度が限界を超えると急に発散し、構造が壊れることがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 高速で補助翼を動かしたとき、翼がねじれて思ったほど傾かず、
極端な場合は逆へ傾くのは、補助翼の逆効き(エルロン・リバーサル)です 誤り
(3) はく離した乱れた気流が尾翼などに当たって起こる振動は、
バフェッティングです 誤り
(4) 空気力による弾性変形で起こる現象には、発散(ダイバージェンス)
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や逆効きなどの静的なものも含まれ、フラッタの説明として不十分です 誤り
【対策】
舵面の重心を前に寄せる重量バランス(マス・バランス)や、構造の剛性を高めることでフラッタを防ぎます。フラッタが起きない速度であることは、設計と試験で確かめられています。
出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空工学 問1(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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