最低気象条件 RVR/CMV = 1,000mである進入方式についてRVRが利用できない場合で、昼間において、滑走路灯は…

空中航法 第10問

最低気象条件 RVR/CMV = 1,000mである進入方式についてRVRが利用できない場合で、昼間において、滑走路灯は運用されているが進入灯は運用されていない場合、最低気象条件のCMVの値として正しいものはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。1,000mです。 【問われていること】 進入方式の最低気象条件が「RVR/CMV = 1,000m」と定められています。RVRが利用できないとき、この最低値は変わるのか、というのがこの問題です。 答えは変わりません。最低気象条件として必要なCMVの値は1,000mのままです。 【CMVとは何か】 CMV(Converted Meteorological Visibility)は、報告された地上視程をRVR相当の値に換算したものです。 CMV = 地上視程 × 換算係数
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換算係数は、灯火の運用状態と昼夜で決まります。 高光度進入灯が運用 …… 昼 1.5 / 夜 2.0 それ以外の灯火   …… 昼 1.0 / 夜 1.5 灯火なし      …… 昼 1.0 / 夜 適用不可 【この問題の条件に当てはめると】 昼間 かつ 進入灯は運用されていない(滑走路灯のみ) → 換算係数は1.0 つまり、報告された地上視程がそのままCMVになります。1,000mのCMVを満たすには、地上視程1,000mが必要です。 【混同しやすい点】 換算係数が掛かるのは報告された視程の側であって、最低値の側ではありません。 正しい …… 地上視程 × 係数 = CMV ≧ 1,000m 誤り  …… 1,000m × 係数 = 必要なCMV 係数を最低値に掛けてしまうと、(1)800mや(3)1,200mといった値が出てきます。選択肢はその誤りを拾うために並べられています。 【係数の意味】 灯火が明るいほど、同じ視程でも遠くから見えるため、換算値は大きくなります。夜のほうが係数が大きいのも、灯火が夜のほうがよく見えるからです。 昼間・進入灯なし …… 最も条件が厳しく、係数1.0 夜間・高光度進入灯 …… 最も有利で、係数2.0 この問題はちょうど最も条件が厳しい組み合わせにあたります。

出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 空中航法 問10(国土交通省 公表)出典元ページ

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