飛行計画の提出手続きの説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空通信 第9問
飛行計画の提出手続きの説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)移動開始時刻(航空機が出発のため移動を開始する予定時刻をいう。)の120時間より前に通報しないこと。(b)IFRによる場合は、航空交通流管理の効果を確保する観点から移動開始時刻の2時間前までに飛行計画を通報することが望ましいが、少なくとも移動開始時刻の30分前までに通報すること。(c)福岡FIR以外のFIR(以下「外国FIR」という。)を航行する場合は、外国FIRを管轄するATS当局が要求する時刻の前までに関係する航空交通管制機関に到達するよう通報すること。(d)空港事務所等において飛行計画の通報に関する事務を行う時間については、「空港事務所又は空港出張所において飛行計画の通報等に関する事務を行う時間を定める告示」による。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (4)
正答は (4)。四つとも正しい記述です。
【(a)早すぎる通報はしない】
移動開始時刻の120時間(5日)より前には通報しません。
あまりに早く出すと、その後の気象や機材の変更で内容が実態と合わなくなります。また、管制機関の処理対象が無用に増えます。
【(b)IFRの通報期限】
望ましい …… 移動開始時刻の2時間前まで
少なくとも …… 移動開始時刻の30分前まで
「2時間前が望ましい」のは、航空交通流管理(ATFM)のためです。
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出発時刻の調整などで流れをならす
直前に出されると、この調整に間に合いません。30分前はあくまで最低限の線です。
【(c)外国FIRを飛ぶ場合】
外国FIRを管轄するATS当局が要求する時刻の前までに、関係する航空交通管制機関に到達するよう通報します。
注意すべきは「通報するまで」ではなく「到達するよう」と書かれている点です。
電文の転送には時間がかかる
→ 相手に届く時刻から逆算して出す必要がある
国によって要求される時刻は異なるため、経路上のすべてのFIRについて確認しなければなりません。
【(d)事務を行う時間】
空港事務所等で飛行計画の通報に関する事務を行う時間は、告示によって定められています。
夜間や早朝は受け付けていない空港がある
告示で定められた時間外に出発する計画は、別の方法で通報する必要があります。運航計画を立てる際の実務上の制約になります。
【通報の全体像】
早すぎる …… 120時間より前は不可
望ましい …… 2時間前(IFR)
最低限 …… 30分前(IFR)
外国FIR …… 相手の要求時刻に届くように
受付時間 …… 告示による
上限と下限の両方に制約があり、そのあいだで出すという構造になっています。
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空通信 問9(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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