TOC(上昇上限)はB VORからの距離で、最も近いものはどれか。…
空中航法 第18問
TOC(上昇上限)はB VORからの距離で、最も近いものはどれか。
- (1)B VORからA VOR寄りで約44nmの距離
- (2)B VORからA VOR寄りで約22nmの距離
- (3)B VORからC VOR寄りで約22nmの距離
- (4)B VOR上空
正答 (2)
正答は (2)。TOCはB VORからA VOR寄りで約22nmの地点です。
【上昇に要する時間を読む】
離陸重量91,000lbなので「AT or ABOVE TOW 85,000lb」の表を使います。A→B区間の外気温は-10、上昇先は20,000ftですから
時間 22分 / 燃料 3,650lb / TAS 236kt
【上昇中のGSを出す】
A→B区間はTC340°、風は240°/30ktです。
風とコースの差 340 - 240 = 100°
cos100°がマイナスになるので、この風は追い風成分を持ちます。
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追い風成分 30 × |cos100°| ≒ 5kt
横風成分 30 × sin100° ≒ 29.5kt
WCA sin WCA = 29.5 ÷ 236 → 約7.2°
GS 236 × cos7.2° + 5 ≒ 239kt
【上昇で進む距離】
239kt × 22分 ÷ 60 ≒ 88nm
【TOCの位置】
A VORからB VORまでは110nmですから
110 - 88 = 22nm
つまりTOCはB VORの手前22nm、すなわちB VORからA VOR寄りに約22nmの地点です。
【風向の読み方】
240°から吹く風に対して340°へ向かうので、風は左の後ろ寄りから当たります。角度差が90°を超えると追い風成分になる、と覚えておくと符号を間違えません。ここで向かい風と取り違えると上昇距離が短くなり、「B VOR上空」や「44nm」を選んでしまいます。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 空中航法 問18(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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