要撃を受けた際の対応(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空通信 第20問

要撃を受けた際の対応(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)要撃機の誘導指示に対し従う旨を伝える場合、機体を振り航空灯を規則的な間隔で点滅させる。(b)要撃機が被要撃機の進路を横切ることなく90 °以上の上昇旋回を行い急速に離れていった場合、性能の範囲以内で追随する。(c)要撃機以外の機関から無線電話により受領した指示が、要撃機からの指示と異なる場合、要撃機以外の機関の指示に従いながら、いずれの指示が正しいか確認する。(d)要撃機に遭難状態であることを伝える場合、点灯可能な全ての灯火を規則的に点滅させる。

正答 (5)
正答は (5)。正しいものはありません。 【(a)が誤り ―― 不規則な間隔で点滅させる】 要撃機の誘導指示に従う旨を伝えるときは、機体を振り、航空灯を不規則な間隔で点滅させます。記述は「規則的な間隔」で、逆です。 【(b)が誤り ―― 追随しない】 要撃機が被要撃機の進路を横切ることなく90度以上の上昇旋回を行って急速に離れていくのは、「行ってよい」という合図です。 被要撃機はそのまま飛行を続けるのであって、追随してはいけません。記述は意味を正反対に取っています。 【(c)が誤り ―― 要撃機の指示に従う】
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要撃機以外の機関から受けた指示が要撃機の指示と異なる場合は、要撃機の指示に従いながら、いずれが正しいかの確認を求めます。 目の前にいて実力を行使しうるのは要撃機です。矛盾があっても、まず要撃機に従って安全を確保し、そのうえで確認するという順序になります。 【(d)が誤り ―― こちらも不規則】 遭難状態であることを伝える場合も、点灯可能なすべての灯火を不規則に点滅させます。記述は「規則的に」で、逆です。 【規則的と不規則の意味】 灯火の規則的な点滅は、通常の航行灯やストロボと区別がつきません。意図をもって信号を送っていることを示すには、明らかに不自然な=不規則な点滅である必要があります。 不規則な点滅 …… 「これは信号です」という意思表示 (a)と(d)は、どちらもこの原則に反しています。四つとも「規則/不規則」「従う/従わない」を入れ替えただけの作りで、一つの原則を知っていればまとめて判断できます。

出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空通信 問20(国土交通省 公表)出典元ページ

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