GM計数管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…

エックス線の測定に関する知識 第24問

GM計数管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正答 (5)
正答は (5)。これが誤りです。 GM計数管は、プラトー部分の中心部から少し低い印加電圧で使用します。少し高い電圧ではありません。 【プラトーとは】 印加電圧を上げても計数率がほとんど変わらない範囲 この範囲であれば、電圧が多少ぶれても数え落としや数えすぎが起こりません。だからここで使います。 【なぜ中心より少し低めか】 電圧が高いほど、連続放電が起こるおそれが大きくなる 管の寿命も縮む プラトーは水平に見えても、実際にはわずかに右上がりです。高いほうの端に寄せると、少しの電圧変動で連続放電の領域に入ってしまいます。低いほうに余裕を取るのが安全です。
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【ほかの選択肢】 (1) 放電を短時間で消すため、消滅ガスとして少量のアルコール   又はハロゲンガスを混ぜる          正しい (2) 出力パルスの電圧が、他の検出器に比べ格段に大きい                         正しい (3) 入射する放射線が非常に多くなると、弁別レベル以下の   放電が連続し、出力パルスが得られなくなる  正しい (4) 不感時間は100から200マイクロ秒程度     正しい 【(3)の窒息現象】 放射線が多すぎると、逆に何も数えなくなる 線量が高いほど計数が増える、とは限りません。ある水準を超えると計数が落ち、さらに増えるとゼロになります。線量が低いと見誤るので、GM計数管を高線量率の場で使うときに気をつける点です。 【(2)が長所になるわけ】 パルスが大きいので、増幅の回路が簡単で済む そのかわり、エネルギーの情報は失われます。長所と短所は同じ仕組みから出ています。 【不感時間】 一度放電すると、次の放射線を数えられない時間 100から200マイクロ秒程度 この時間があるために、計数率が高いところでは数え落としが起こります。

出典:エックス線作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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