運動神経終末からのアセチルコリンの遊離を非可逆的に阻害して骨格筋弛緩作用を示すのはどれか。1つ選べ。…
必須問題(薬理) 第28問
運動神経終末からのアセチルコリンの遊離を非可逆的に阻害して骨格筋弛緩作用を示すのはどれか。1つ選べ。
- (1)ロクロニウム
- (2)スキサメトニウム
- (3)ダントロレン
- (4)A 型ボツリヌス毒素
- (5)チザニジン
正答 (4)
正答は (4)。A 型ボツリヌス毒素は運動神経終末に入り、SNAP-25 を切断してアセチルコリンの放出を非可逆的に止め、筋を弛緩させます。
効果は神経終末が新しく伸びて機能が戻るまで数か月続くため、眼瞼痙攣・痙性斜頸・上肢や下肢の痙縮などに局所注射で用います。
【ほかの選択肢】
(1) ロクロニウム ニコチン性アセチルコリン受容体(筋型)を競合的に遮断する非脱分極性の筋弛緩薬 誤り
(2) スキサメトニウム 筋型のニコチン受容体を刺激し続けて脱分極性の遮断を起こす 誤り
(3) ダントロレン 筋小胞体のリアノジン受容体からの Ca²⁺ の放出を抑える 誤り
(5) チザニジン 中枢の α₂ 受容体を刺激して脊髄の反射を抑える中枢性の筋弛緩薬 誤り
出典:第106回 薬剤師国家試験 問28(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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