血中間接ビリルビン値が血中直接ビリルビン値に比べて優位に上昇する疾患はどれか。1つ選べ。…
必須問題(病態) 第56問
血中間接ビリルビン値が血中直接ビリルビン値に比べて優位に上昇する疾患はどれか。1つ選べ。
- (1)肝硬変
- (2)アルコール性肝障害
- (3)溶血性貧血
- (4)胆石症
- (5)膵頭部がん
正答 (3)
正答は (3)。溶血性貧血では赤血球が多く壊れてヘモグロビンからビリルビンが大量にでき、肝臓の抱合が追いつかないので、間接ビリルビンが主に上がります。
ビリルビンは、ヘムから作られた水に溶けにくい間接(非抱合型)ビリルビンが、肝臓でグルクロン酸抱合を受けて直接(抱合型)ビリルビンになり、胆汁へ出ます。抱合の前の段階で量が増えると間接型が、抱合の後の排泄が妨げられると直接型が増えます。
【ほかの選択肢】
(1) 肝硬変・(2) アルコール性肝障害 肝細胞が障害され、抱合後の排泄も妨げられるため、直接型も上がる(多くは直接型が優位) 誤り
(4) 胆石症・(5) 膵頭部がん 胆管が詰まる閉塞性黄疸で、直接ビリルビンが主に上がる 誤り
出典:第106回 薬剤師国家試験 問56(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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