テロメアに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(生物) 第115問
テロメアに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)テロメアは、染色体の末端に存在し、特定のDNA 塩基配列の繰り返し構造を含む。
- (2)テロメアを開始点としてDNA が複製される。
- (3)生殖細胞系列の分裂時には、テロメアは短縮する。
- (4)多くのがん細胞で、テロメアを伸長させるテロメラーゼが発現している。
- (5)テロメア伸長の鋳型として、tRNA が利用される。
正答 (1)(4)
正答は (1)と(4)。テロメアは染色体の末端にある TTAGGG などの短い配列のくり返しを含む構造で、多くのがん細胞ではテロメラーゼが発現してテロメアを保ちます。
DNA ポリメラーゼは線状の DNA の末端を最後まで複製できないため、体細胞では分裂のたびにテロメアが短くなり、一定以上短くなると分裂が止まります。がん細胞は、テロメラーゼでテロメアをのばして分裂を続けます。
【ほかの選択肢】
(2) DNA の複製は、染色体上の多数の複製起点から始まる。テロメアは複製の開始点ではない 誤り
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(3) 生殖細胞系列ではテロメラーゼが働き、テロメアの長さが保たれる 誤り
(5) テロメラーゼは自分のもつ RNA(テロメラーゼ RNA)を鋳型にして伸長させる。tRNA ではない 誤り
出典:第107回 薬剤師国家試験 問115(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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