ある食品汚染物質の耐容一日摂取量(TDI)は、下図に示した動物試験の結果から得られた無毒性量(NOAEL)に、不確実係数…

薬学理論問題(衛生) 第136問

ある食品汚染物質の耐容一日摂取量(TDI)は、下図に示した動物試験の結果から得られた無毒性量(NOAEL)に、不確実係数100 を適用して定められている。この食品汚染物質のTDI(μg/kg 体重/日)として、適切な値はどれか。1つ選べ。*は、それぞれの対照群(投与量0 μg/kg 体重/日)と比較して、統計的に有意な影響であることを示している。

薬剤師 2022年(令和4年) 第136問の図
正答 (1)
正答は (1)。3つの試験の無毒性量のうち最も小さいマウスの100 μg/kg 体重/日を、不確実係数100で割ると1になります。 無毒性量(NOAEL)は、有害な影響が統計的に有意に増えない最大の投与量です。図の*の付かない最大の投与量を読みます。 マウス(慢性毒性):100 μg/kg 体重/日 ラット(慢性毒性):1,000 μg/kg 体重/日 ウサギ(発生毒性):600 μg/kg 体重/日 TDI=100÷100=1 μg/kg 体重/日 TDI は、最も感受性の高い試験の NOAEL をもとにします。
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【ほかの選択肢】 (2)(3)(4)(5) 最小の NOAEL 100 μg/kg 体重/日を100で割った値1に合わない((4) の6はウサギの600を、(5) の10はラットの1,000を使った値) 誤り 【ポイント】 不確実係数100は、種差10×個人差10です。

出典:第107回 薬剤師国家試験 問136(厚生労働省 公表)出典元ページ

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