大気中の窒素酸化物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(衛生) 第140問
大気中の窒素酸化物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)大気中の窒素酸化物は水分と反応して、酸性雨の原因となる。
- (2)サーマルNOx は、化石燃料中の窒素化合物の燃焼に由来する。
- (3)大気中の窒素酸化物は、非メタン炭化水素と反応して、光化学オキシダントの原因となる。
- (4)大気中へ排出される窒素酸化物は、大気汚染防止法により施設単位の排出基準に基づく規制(K 値規制)が行われている。
- (5)2010 年度以降における二酸化窒素の大気環境基準の達成率は、一般環境大気測定局(一般局)、自動車排出ガス測定局(自排局)のいずれにおいても約80%で推移している。
正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。窒素酸化物は水分と反応して硝酸となり酸性雨の原因に、また炭化水素と光化学反応して光化学オキシダントの原因になります。
光化学オキシダントは、窒素酸化物と非メタン炭化水素が紫外線を受けて反応してできるオゾンなどの酸化性物質で、光化学スモッグの原因です。
【ほかの選択肢】
(2) サーマル NOx は、高温の燃焼で空気中の窒素が酸化されてできる。燃料中の窒素化合物に由来するのはフューエル NOx 誤り
(4) K 値規制は硫黄酸化物の規制。窒素酸化物は、施設の種類・規模ごとの排出濃度の基準などで規制される 誤り
(5) 二酸化窒素の環境基準の達成率は、2010年度以降、一般局でほぼ100%、自排局でも9割台後半以上で推移している。約80%ではない 誤り
出典:第107回 薬剤師国家試験 問140(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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