膵臓の構造と機能に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(生物) 第110問
膵臓の構造と機能に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)膵臓は、十二指腸側から膵尾、膵体、膵頭の3 部位に分けられる。
- (2)膵管は膵臓内部を走行し、胆嚢管と合流して十二指腸へ開口する。
- (3)膵液は、HCO₃⁻ を多く含み、十二指腸に流れ込む胃酸を中和する。
- (4)膵液に含まれる消化酵素の大部分は、ペプシンである。
- (5)膵臓ランゲルハンス島β 細胞内のCa²⁺ 濃度が上昇すると、インスリンが分泌される。
正答 (3)(5)
正答は (3)と(5)。膵液は HCO₃⁻ を多く含んで胃酸を中和し、β 細胞は細胞内の Ca²⁺ 濃度が上がるとインスリンを開口分泌します。
(3) 十二指腸に入った酸性の内容物をセクレチンの作用で分泌される HCO₃⁻ が中和し、膵酵素が働きやすい pH にします。
(5) 血糖が上がると β 細胞内の ATP が増えて ATP 感受性 K⁺ チャネルが閉じ、膜が脱分極して電位依存性 Ca²⁺ チャネルが開きます。流入した Ca²⁺ でインスリンが分泌されます。
【ほかの選択肢】
(1) 十二指腸側から膵頭・膵体・膵尾の順 誤り
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(2) 膵管は胆嚢管ではなく総胆管と合流し、十二指腸乳頭(ファーター乳頭)に開口する 誤り
(4) ペプシンは胃液の酵素。膵液の主なたんぱく質分解酵素はトリプシンやキモトリプシン 誤り
出典:第108回 薬剤師国家試験 問110(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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