暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として提案された指標であり、下図に示した装置A~Cで測定した結果([温…
薬学理論問題(衛生) 第140問
暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として提案された指標であり、下図に示した装置A~Cで測定した結果([温度1 ]~[温度3 ]のいずれか)を用いて、次式より算出することができる。屋外の場合の算出式:WBGT = 0.7 ×[温度1 ]+ 0.2 ×[温度2 ]+ 0.1 ×[温度3 ]屋内の場合の算出式:WBGT = 0.7 ×[温度1 ]+ 0.3 ×[温度2 ][温度1 ]~[温度3 ]は、装置A~Cのいずれかで測定した温度である。ある小学校の屋外の運動場で温度を測定した結果、表1 に示す測定値が得られた。この時の暑さ指数(WBGT)に最も近い値はどれか。1つ選べ。表1 測定結果装置 温度(℃)A 42.0B 32.0C 26.0
- (1)29
- (2)30
- (3)32
- (4)33
- (5)38
正答 (2)
正答は (2)。屋外の WBGT は0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度で、計算すると約29.8となり30が最も近くなります。
装置Aは黒く塗った銅の球の中の温度を測る黒球温度計(42.0 ℃)、装置Bはふつうの温度計で乾球温度(32.0 ℃)、装置Cは湿らせたガーゼで包んだ湿球温度計(26.0 ℃)です。WBGT の式で係数が最も大きい[温度1]が湿球温度、屋外の式にだけ入る[温度3]が乾球温度です。
WBGT=0.7×26.0+0.2×42.0+0.1×32.0
=18.2+8.4+3.2=29.8 ℃
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【ほかの選択肢】
(1)(3)(4)(5) 計算の値29.8に最も近いのは30で、ほかは当たらない 誤り
【ポイント】
湿球温度の係数が最も大きいのは、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、熱中症の危険が高まるためです。
出典:第109回 薬剤師国家試験 問140(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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