リスペリドンが高プロラクチン血症を引き起こす機序はどれか。1つ選べ。…
必須問題(薬理) 第28問
リスペリドンが高プロラクチン血症を引き起こす機序はどれか。1つ選べ。
- (1)線条体でのドパミンD₂ 受容体遮断
- (2)線条体でのセロトニン5︲HT₂A 受容体遮断
- (3)前頭前野でのドパミンD₂ 受容体遮断
- (4)下垂体でのセロトニン5︲HT₂A 受容体遮断
- (5)下垂体でのドパミンD₂ 受容体遮断
正答 (5)
正答は (5)。プロラクチンの分泌は視床下部からのドパミンが下垂体のドパミン D₂ 受容体を介して抑えているため、その遮断で高プロラクチン血症になります。
リスペリドンはドパミン D₂ 受容体の遮断作用が強く、下垂体の D₂ 受容体も遮断して、乳汁分泌や月経異常などを起こすことがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 線条体での D₂ 受容体遮断 錐体外路症状(パーキンソン症状など)の原因 誤り
(2) 線条体での 5-HT₂A 受容体遮断 錐体外路症状を起こしにくくする方向にはたらく 誤り
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(3) 前頭前野での D₂ 受容体遮断 プロラクチンの分泌とは関係しない 誤り
(4) 下垂体での 5-HT₂A 受容体遮断 高プロラクチン血症の機序ではない 誤り
【ポイント】
ドパミンは下垂体でプロラクチンの分泌を抑える物質です。D₂ 遮断薬(スルピリド・メトクロプラミドなど)は同じ副作用を起こします。
出典:第109回 薬剤師国家試験 問28(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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