DNA ジャイレース及びトポイソメラーゼⅣを阻害することで、細菌のDNA 複製を抑制する抗菌薬はどれか。1つ選べ。…

必須問題(薬理) 第39問

DNA ジャイレース及びトポイソメラーゼⅣを阻害することで、細菌のDNA 複製を抑制する抗菌薬はどれか。1つ選べ。

薬剤師 2024年(令和6年) 第39問の選択肢の図
正答 (1)
正答は (1)。(1) はシプロフロキサシンで、キノロン骨格の6位にフッ素をもつニューキノロン系抗菌薬です。 DNA ジャイレースとトポイソメラーゼⅣを阻害します。構造の特徴は、4-キノロン環の3位のカルボキシ基と4位のカルボニル基、1位のシクロプロピル基、7位のピペラジン環です。 【ほかの選択肢】 (2) テトラサイクリン系(4つの環が連なった骨格) リボソームの 30S サブユニットに結合し、アミノアシル tRNA の結合を妨げる 誤り (3) カナマイシン(アミノ糖を含むアミノグリコシド系) 30S サブユニットに結合してタンパク質の合成を妨げる 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) アモキシシリン(β-ラクタム環をもつペニシリン系) ペニシリン結合タンパク質を阻害し、細胞壁の合成を妨げる 誤り (5) アジスロマイシン(環に窒素を含む15員環マクロライド) 50S サブユニットに結合してタンパク質の合成を妨げる 誤り 【見分け方】 キノロン環+6位のフッ素+7位のピペラジン環は、ニューキノロン系の目印です。

出典:第109回 薬剤師国家試験 問39(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「必須問題(薬理)」のほかの問題

  1. 2023年(令和5年) 第34問前立腺肥大に伴う排尿障害を改善するタダラフィルの作用機序はどれか。1つ選べ。
  2. 2025年(令和7年) 第31問タンドスピロンの抗不安作用に関わる作用点はどれか。1つ選べ。
  3. 2026年(令和8年) 第28問γ-アミノ酪酸 GABAA 受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合し、麻酔作用を示すのは
  4. 2026年(令和8年) 第40問アロマターゼを阻害することで、エストロゲン生合成を抑制する乳がん治療薬はどれか。1つ選べ
  5. 2021年(令和3年) 第37問血清コレステロール低下作用と抗酸化作用を介して抗動脈硬化作用を示すのはどれか。1つ選べ。
  6. 2022年(令和4年) 第34問プラスミンによるフィブリン溶解を抑制することで、止血作用を示すのはどれか。1つ選べ。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク